教員を目指す学生と教員がともに考える研修会(2019.9.29)

8月に高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する勉強会(名古屋市)と施設見学会(土岐地球年代研究所・瑞浪超深地層研究所)に参加した学生さんと学校教員の皆さんが集まり,情報交換と授業検討会を開きました。
日時:2019年9月27日(日)10時〜12時
場所:琉球大学 教育学部 4階 422教室学生の皆さんから,勉強会と施設見学会に参加して,印象に残ったことや,これから更に知りたいと思ったことについて,発表してもらったところ,

  • 地下500メートルという深さが全く想像できなかったが,実際に地下にもぐったことで,その距離感を実感できた。
  • 研究施設での最新の研究が地層処分に対する安心につながった。
  • 高レベル放射性廃棄物の処理について,我々世代が合理的に考えないといけない。
  • 技術の進歩は必要だが,それを伝える人材も必要。

の意見に加え,

  • 頭の中では,安全と理解しても,実際に私が住む地域に,地層処分施設が建設することになったら,賛成できるか,不安。

との,若い世代の率直な意見もありました。
参加された先生からは,教員自身が様々なことを学び,経験し続けることが,子どもたちが自分ごととして考えるためにも大事であると,コメントが寄せられました。

研修会の後半は,現職教員と学生がグループを作って,地層処分に関する授業展開について討論しました。
他人事を自分事に変化させる働きかけや,子どもたちに地層処分をどのようにイメージ化させるか,学校の現状や若者の視点をふまえ,活発に議論されました。
また,幌延の研究施設や,津波被害を免れた女川原子力発電所,地層処分に関する先端の科学技術について学びたいとの意見もあり,次年度の活動のヒントも得られました。