リゾート用に整備されたビーチとは対照的に,自然本来の海岸にはたくさんのプラスチックごみが散乱しています。これらは紫外線によりもろくなり,波の力で粉々になります。5mm以下の大きさまで小さくなったものはマイクロプラスチックと呼ばれ,新たな環境汚染物質として注目されています。
ごみの海洋投棄が多いといわれる東アジアや東南アジアに近い沖縄は,紫外線も強く,その影響は大きいかもしれません。国や行政による対策はもちろんですが,島の未来を担う子ども達への環境教育も重要です。
プラスチックのごみ問題は生活と直結した身近な環境問題で,地域社会との関わりを育む生きた教材となります。また,海岸のごみ清掃の重要性など,日頃,学校で実施している環境活動の意義を再認識できるテーマとなります。
一方で,プラスチックは様々なベネフィットをもたらしているのも事実です。プラスチック利用の是非を問う対立的な授業展開ではなく,批判的思考を持った学びが重要です。

マイクロプラスチックの採取を通して,プラスチックごみについて考えるワークシート教材は,こちらからダウンロードできます。両面印刷すると見開きのパンフレットになります。

(感想やコメントをお聞かせください。今後の教材づくりの参考にさせていただきます)